poem
止まり木
暗く深い闇の中 一箇所だけの止まり木
唯一 翼を持つ生物[モノ]の安らぎの場
飛ぶ事に疲れたらそこにとまればいい
外の世界に行く事が嫌ならばそこに留まればいい
他の物では感じられない幸福[しあわせ]
それを壊す権利が貴方のどこにある
それを奪う権利が貴方のどこにある
安らぎの場所を失う生物[モノ]の辛さわかるか
止まり木を失った翼は飛び続けることが出来ぬであろう
安らぎを失った心は時期に狂い始めるであろう
飛ぶ事の出来ない生物[モノ]は漆黒の闇へと堕ちていく
底の無い闇の中へと・・・・・
翼が壊れ 堕ちたものが昇りゆく事はありえない
まるで尽きる事の無い己の失望の上をを歩みゆくように
奈落の底から上がってくる事など許されるはずもない
止まり木に止まれない存在[モノ]は漆黒の闇に囚われる
永遠に・・・・・