poem
砂中の蟻地獄
砂の上に 私は一人立っています
足元の砂は揺れて
さらさらさら
まるで蟻地獄のよう
引きずり込まれる
さらさらさら
砂の中に待っているのは化け物か
それとも地獄の責め苦か
どちらにしろ暗い闇が見えている
さらさらさら
ああ 引きずり込まれるのも時間の問題
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