poem

後ろに落ちたもの

転々と 転々と
歩んできた僕の道

ばらばらに ばらばらに
一本にならない僕の過去

僕の居場所は何処で
僕は何処に帰ればいいのだろう?

僕には故郷[フルサト]と呼べる所がなくて

ただ 寂しさに駆られて涙を流す

ぽつりぽつりと落ちた雫が
僕の歩んできた道に残された唯一の繋がりで

それを知っているからこそ
僕は泣く事を止められない

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