poem

剣を構えて
ただがむしゃらに突き走った

向かってくる敵には刃を向けて
温かく赤い血潮を体中に浴びながら

雄たけびを上げながら私は走った

途中腕はもげて 足は刺されたけど
それでも私は走る足を止めなかった

足を止めたら死んでしまうように感じて

けれど右足を切り裂かれた時
私はバランスを崩して倒れこむ

その時 自分の勘は正しかったと知った

倒れこんだ瞬間私の身に降りかかってきたのは
たくさんの剣とたくさんの火矢

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