poem


あなたの言の葉で
私を縛り付ける鎖の量がまた増えた

日々鎖は増えていき
私は動けなくなっていく

この重たき鎖に戒められて

身体中に這いめぐる闇色の鎖
腕に 足に 胴に

床は沼となり
動く事の出来ない私を飲み込んでいく

足 胴 肩 頭
順に飲み込まれ
私は数刻後 溺れ死んだ

戒められた鎖により 抗う事も出来なくて―――

▲top