poem
届け
悲しい悲しい風が流れて
私は一人涙を流す
灰と煙をこの身に感じながら
ただそれは突然で
私の心を彼方へ飛ばす
騒がしさと音の無い世界を感じて
涙さえも浮かんでこなかったあの日
今やっと涙が浮かび
あなたへの思いを馳せる
遠い遠い空の上へと
煙と灰を感じながら
涙を風に乗せて飛ばす
あなたへと届くよう
▲top