poem

愛し

賢い子供は愛される術を知っているというけれど
私は賢くなど無いから
中途半端に演技するしか出来なくて

「気に障る」と嫌われるんだ

視線は冷たくて
言葉は険しくて

私は自分が中途半端だったから傷付くんだ

それに気付いた時
ショックだった
悲しかった

愛される術すら持てやしないのかと

私が持っているのは
醜い体と 鈍い頭と 愛する心

愛される術など最初から持っていなかった

−−私はどうすれば愛されるのだろう

イメージソング:Cocco『靴下の秘密』

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