poem

世界の色

僕が暮らしているこの世界は
外側から見ると色なんかなくて

黒と白と灰色の
モノクロの世界だった

人も木々も空も
どれも色なんかなくて

今まで色付いて見えていた
自分が馬鹿らしい

色などなかったのに
世界など ただの箱の様だったのに

色付いて見えていた
自分が馬鹿らしい

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